最近電気代が値上がりした。
昨シーズンより今シーズンの方が電気代がかかった。
電気代が高いので、節約をしたいと思っている。
このようなお悩みをお持ちのかた。
電気代を抑える方法の1つとして、電化製品のスイッチをこまめに切る方法やコンセントを抜く方法があります。
電化製品は使っていなくても電源が入っていると電気を消費するものがあります。
これを待機電力といいます。
待機電力は年間消費電力量の約5%程といわれています
1年間の電気使用料が仮に20万円ほどだと、5%では1万円となります。
1KWhの単価と基本料金によって電気代は変わりますので、ここではざっくりと計算してみました。
それにしても、意外と多いなって感じです。
電化製品のスイッチを切ったり、コンセントを抜き差しすると電気代の節約は可能なのでしょうか。
コンセントを抜くことによって電気代の節約が可能なのは電化製品によって異なります。
電化製品によってはコンセントを抜いても電気代を抑えることができないものもあります。
また、新しい家電と古い家電とでは効果が異なります。
スイッチをこまめに切る
コンセントを抜く前に、電化製品のスイッチをこまめに切ることによって電気代を節約をすることができます。
例えば、照明を使っていない時はスイッチを切ることによって節電をすることができます。あと、使っていない換気扇を止めることによって節電ができます。
こまめにスイッチを切ることによって電気代を抑えることができますが、照明によってはスイッチをこまめに切ったり入れたりする方が電気代がかえってかかってしまう場合もあります。
蛍光灯は電源をオンにするときにたくさんの電流が流れます。
よって短い時間にスイッチをオンオフするならば、つけっぱなしの方がかえって電気代はかかりません。
ちょっと近所に買い物にいく時はつけっぱなしの方がよいこともあります。
換気扇に関しては止めておけば電気代はかかりません。
しかし、循環型の換気装置ならば換気扇を回しておいた方が空気の入れ替えができますし、お風呂の換気扇のように頻繁に運転しておかないと湿気が取れませんし、カビが発生するリスクが高まります。
節約と換気やカビのリスクを天秤にかけてコストが安い方を選んでみてください。
コンセントを抜く
家電によってはスイッチを切っても通電するものがあります。
リモコンを使ってオンオフする家電は電源を切っても待機電流が流れています。
どんな家電が電源をオフにしても待機電流が生じているのかというと、時計機能があったり、電源をオフにしても小さなランプが点灯する製品です。
例えば、テレビ、エアコン、DVD・ブルーレイレコーダーです。
待機電流が流れているものに関しては、コンセントを抜かないと完全に通電を遮断できません。
このような電化製品についてはコンセントを抜くことによって電気代の節約が可能です。
ただし、製品によっては待機電流を切ることができますが、かえって不便になってしまうものもあります。
DVDレコーダーやブルーレイレコーダーのように時計機能が付いているものはコンセントを抜いてしまうと時計がリセットされますので、予約録画ができなくなります。
あと、コンセントを入れるたびに時計を合わせなくてはいけません。
テレビのコンセントを抜くと、テレビを点ける時にコンセントを入れてからリモコンを使って電源を入れるという手間がかかってしまいます。
インターホンの電気を切っておけば多少の節電にはなりますが、インターホンの役割を全く果たせなくなってしまいます。
このように、コンセントを抜くことによって不便になってしまう家電もあります。
コンセントを抜いて節電する場合は、ある程度長い期間電源を切る電化製品でやってみるとよいのではないでしょうか。
例えば、春や秋のようにエアコンを使わない季節にエアコンのコンセントを抜くことにより電気代の節約ができます。
パソコンは使用しない時に電源をオフしてコンセントを抜けば節電できます。
また、同時にインターネットのルーターの電源もオフにしてコンセントを抜けば同時に電気代を節約できます。
コンセントを抜くことによって待機電流を無くして電気代を節約しようとしても、待機電流を完全に無くすことは出来ません。
約5%の待機電流を0%にすることは難しいです。
1%でも2%でも節約すれば電気代を抑えることは出来そうですね。
節電タップを使う
コンセントを抜くことによって電気代を節約する方法と似ていますが、節電タップというテーブルタップを使う方法があります。
節電タップはコンセントを数個挿せる分岐用のタップにオンオフのスイッチが付いている物です。
これを使えば、コンセントを抜いたり挿したりしないで電源のオンオフが出来ます。
数を使いすぎるとたこ足配線になり危険性が高まりますので注意して下さい。
電気使用量を抑える他の方法
炊飯器でご飯を炊くときに、毎食ごとに炊くよりまとめて炊いた方が電気代を節約できます。
例えば、朝に1日分炊いて昼と夜は温めて食べるというやり方です。
このようにすれば保温機能を使いませんので、節電が可能です。
ただし、電子レンジを使用してご飯を温める必要があります。
夏や冬にエアコンを使う時は、継続的に運転するのと、一定時間運転し一定時間止めるのではどちらの方が電気代を節約する効果があるでしょうか。
例えば、夏の時期にエアコンを1時間かなり温度低めで運転をし、次の1時間は運転を止める。
外の温度によって異なることがありますが、このような場合だと、エアコンを再度運転したときに電気の使用量が増えることがあります。
エアコンを止めている間に室温が上がるからです。
上がった温度を下げるためにエアコンは電気を多く使います。
これでしたら、エアコンの設定温度を高めで継続的に運転した方が電気代を節約することができます。
お部屋が広い場合はロールスクリーンやカーテンなどで間仕切りをすることによって生活空間のみ温度を快適にすることによってエアコンを効率的に運転することで節電が可能です。
電力会社を替えてみる
コンセントを抜かなくても、電気代を節約することは可能です。
電力会社などを替えることによって電気代を抑えることが出来ます。
あなたのライフスタイルにあった契約に替えてみることで電気代を節約できます。
月額料金が少し下がっただけでも年間となると結構な料金になることがあります。
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